HOW WOMEN WORK
05
先輩女性社員3人に聞く、
キャリア形成と
ワークライフバランスの
実現への想い
女性活躍が叫ばれる昨今において日経WOMANやプラチナくるみん等、外部からも高い評価をいただいている当社。男女の差がない文化や、社歴・年齢・性別に関係なく、意欲と能力のある人財が積極的に登用される人財マネジメント制度など女性活躍推進に向けて取り組んできました。またライフワークバランスを重視した社内制度の改善を行い、子育て支援を中心に様々なライフステージに寄り添った制度を拡充して働きやすい環境を整えてきました。そんなアフラックの女性のキャリア形成とライフワークバランスについて、3名の社員に語っていただきました。
横尾 真紀子
Makiko Yokoo
ダイバーシティ&
インクルージョン推進部 課長
インクルージョン推進部 課長
坪井 桃子
Momoko Tsuboi
マーケティング企画部
マーケティング企画課 課長代理
マーケティング企画課 課長代理
栗牧 優美花
Yumika Kurimaki
金融法人第一営業部
第二金融法人支社 支社次長
第二金融法人支社 支社次長
女性のキャリア形成とワークライフバランスについて3名の社員に登壇してもらった。
横尾は約10年にわたる営業部での実績を経て、2017年よりダイバーシティ推進部に所属となりアフラックの女性活躍の旗振り役を務めてきた。
坪井は育児休暇を取得しながら営業、人事、調査、マーケティング企画といったキャリアを歩んでいる。
栗牧は入社以来、営業として金融法人の担当をしており、入社わずか7年の歳月で支社次長といった役職に就いた。
アフラックを代表する3名の女性社員に当社の文化と働く理由についてディスカッションを行った。
横尾は約10年にわたる営業部での実績を経て、2017年よりダイバーシティ推進部に所属となりアフラックの女性活躍の旗振り役を務めてきた。
坪井は育児休暇を取得しながら営業、人事、調査、マーケティング企画といったキャリアを歩んでいる。
栗牧は入社以来、営業として金融法人の担当をしており、入社わずか7年の歳月で支社次長といった役職に就いた。
アフラックを代表する3名の女性社員に当社の文化と働く理由についてディスカッションを行った。
Session 1
男女の差がなく働けるのは
もはや“当たり前”のこと
女性の働きやすさという点についてどのように感じていますか。
横尾
女性がすごく活躍している会社だなというのは、2006年の入社時から肌感覚としてありますね。総合職や一般職といった区別もありませんし、社歴・年齢・性別にかかわらず、意欲と能力を評価してくれる会社だと思います。
坪井
私も男女で働き方の違いを感じたことはないですね。日頃から違いを意識することなく、ごくごく自然に男女が一緒に働けるような風土や文化が深く根付いているのだと思います。実際、職場の男性達を見ても、毎日のように子どもの保育園の送迎をしていたり、急に子どもが体調を崩したりしたら一旦業務を中段して駆けつけたりというのが、当たり前となっています。
横尾
そう、女性が子育てしやすいというよりも、男性も含めて当たり前に仕事と子育てを両立できるというのがより正確ですよね。
栗牧
そもそも私がアフラックに入社した最大の理由が、女性が長く活躍できることでした。就職活動の当時、女性営業として働いていた女性社員の話を直接聞く機会もあり、この会社なら活躍できるかもしれないと思い入社を決めましたから。そして今も、私が担当する金融機関の職員からは「女性で早くから役職に就いてバリバリと働いていて凄いね」などと言われがちなんですが、そこで男女の差がない当社の文化や、社歴・年齢・性別に関係なく、意欲と能力のある人財が積極的に登用される人財マネジメント制度などについて伝えると、一様にして驚かれるんですよね。このような当社の制度や風土に触れた、ある金融機関のお客様から、ダイバーシティの取り組みの参考にしたいという依頼を受けて、当社のダイバーシティ&インクルージョン推進部に講演をお願いしました。
横尾
そもそも女性の活躍というのは、ダイバーシティ&インクルージョンの取り組みにおいては通過点に過ぎなくて、ゴールはその先にあるんですよね。私達も、イノベーション企業文化を醸成することを目指して、ダイバーシティ&インクルージョンを推進しています。属性というのは男女以外にも新卒採用と経験者採用など様々なものがあるわけで、そもそも女性が活躍できないような組織だとしたら、他のほとんどの属性も活躍できないことになるわけですから。
Session 2
ワークライフバランスの
実現を支援する制度
ワークライフバランスという観点から制度面について感じるところはありますか。
坪井
やはり、子育てと仕事を両立する上でもフレックスタイム制度と在宅勤務制度の恩恵はとても大きいと感じています。
横尾
在宅勤務やフレックスタイム制度、中抜け、時間休などができるようになったおかげで、子どもの授業参観や、お弁当作り、自分自身の通院など、育児や家庭と仕事との両立が柔軟にできていると実感します。
栗牧
私も前の部署に、小学校1年生と3歳のお子さんがいるお母さんと働いたことがあって、学校や保育園からの呼び出しにすぐに対応できるように在宅勤務と併用しながら業務を行っていたのですが、それでもきちんと仕事がまわっていますね。あと、介護休暇を取得している社員もいます。私もフレックスタイム制度を積極的に利用しています。仕事の開始時間にとらわれずに、朝ちょっとだけ仕事してから中抜けして通院して、その後また勤務に戻るといったように、日々の時間を柔軟に活用することができています。
横尾
その通りで、子どもが居る居ないとかではなく、誰もが使いやすい制度として定着していますよね。課長だけでなく、部長や役員にも育児・介護と仕事を両立している方が多くいることも大きいでしょうね。
栗牧
当社内で実施したD&Iシンポジウムに参加した際に、役員から「女性が活躍できる環境は整っているので、安心してチャレンジしてほしい」という話がありました。環境を整備するだけでなく、実際に活躍されている方が、社員を後押ししてくれるのは、先行して女性活躍に取り組んでいた当社だからこその自信であると感じましたね。
Session 3
意欲と能力のある人財が積極的に
登用される人財マネジメント制度
2021年度から施行された人財マネジメント制度をはじめとした、キャリアに関わる制度についてや自身のスタンスに関しての見解をお願いします。
栗牧
私が入社した頃は、32歳で課長代理(支社次長)になれたら凄いねと言われていました。それが新人財マネジメント制度の制定以降は30歳手前の私に上司から「より高いグレードのポストを目指す気はないか」と打診を受けてチャレンジしました。上司にも支えられ、支社次長と呼ばれる高いポストに就くことができました。
坪井
栗牧さんのように、若い人でも自分で次の役職にチャレンジしたい意欲があれば、具体的に目指して実現できるようになったのはとても良いことだと改めて思いました。私自身はジョブポスティング制度を活用したおかげで、今のポストに就けたわけですが、やはりこのチャンスを逃してはならないという強い思いのもと手を挙げて動き出したのが大きかったですね。
栗牧
ただこのようにアップグレードしたからといって、うかうかしていられない。という面も正直あります(笑)。このようにアップグレードしたからと言って決して安心できないのも、仕事をする上での良い刺激になっているなと感じています。せっかくの制度も形骸化してしまったのでは意味がありませんから、きちんとアサインされたポストに応じて、随時グレード変更が行われるということは大切なことではないでしょうか。
横尾
私は1つ2つ上の役職としての視座を持つことを意識するようにしています。新人財マネジメント制度のもと管理監督者(マネージャー:課長)になったばかりなので、プレイヤーとの違いを理解しながら俯瞰して物事を考えるように意識をしています。とはいえ、まだまだできているとは言えないのですが……。そして意識するだけでなく、業務を進める中で、現在の役割を全うできているか、改善点は何か、などその都度上司や他のメンバーからフィードバックをもらうようにしています。
Session 4
自身のキャリア形成だけでなく
社会への貢献もしていきたい
最後に、自身の今後のキャリアプランについてお願いします。
栗牧
2017年の入社以来ずっと営業支社に所属してきましたが、今後はジョブポスティング制度を活用して、営業以外の仕事も経験してみたいなと考えています。営業という仕事は嫌いではないし自分に向いているとも思っていますが、一度それ以外の世界に出てみて色々と新しい情報を得ることも大事ではないかと。そして私生活でも、結婚や出産を経ることで、新たにやりたいことができてくるかもしれませんから。なので、まずはとにかく一度は違う畑に出てみるのも、自分のキャリア形成において役立つはずだと考えているところです。
坪井
今はマーケティング企画部に配属されて1年しか経っていないので、あと2、3年はここでじっくりと修行するべきだと思っています。ただしこの先、広い視点から自分のキャリアを見た時に、こっちもやってみたい、これもできるかも、という思いが出てくるかもしれません。将来的に縁があれば、以前所属していた※調査部に戻るという可能性も残しておきたいという気持ちもあります。ここまで来たら調査かマーケティングかのいずれかの分野に絞りつつも、この先の自分の進みたい道を見極めていきたいですね。
※現在は総合政策部に組織変更。金融庁をはじめとした関係省庁や業界団体等に対する窓口
横尾
今の部署はコンパクトなので、人数の多い部署でのマネジメントも経験したいなという思いはあります。あと、ダイバーシティ&インクルージョンの仕事を行う中で、自分の成長だけでなく外部へと発信して社会に貢献していきたいと考えるようになりました。
※所属部署は取材当時のものです。
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