Interview 03マーケティング部門
創業以来受け継がれるコアバリューに基づき、お客様へ一貫性のあるメッセージを届ける。
広告宣伝部 WEBコミュニケーション課
長谷川 桂紬Kaori Hasegawa
2017年 入社
オフィシャルホームページを軸として、多様なデジタル接点を通じてアフラックが提供する価値を社会に伝えていく業務を担っています。創業以来受け継がれるコアバリューを出発点に、進化し続ける当社のコアビジネスとそれを支える社内の各部門の想いや役割を理解し、一貫性のあるメッセージ設計を積み重ねています。アフラックでデジタルマーケティングに携わる魅力もそこにあります。
デジタルシフトでマーケティングを変える
オフィシャルホームページを中心にさまざまなデジタルマーケティング施策を企画し、社内外のメンバーとともにコンテンツをつくり込み、効果を検証しながら継続的に運用していく業務に取り組んでいます。数年前までは、閲覧者の多いサイトに新商品のバナー広告を掲載するといった「点のマーケティング」が中心でしたが、デジタルイノベーションの加速に伴い、新たな技術を用いたお客様とのデジタル接点の創出や、アフラックが保有する多様なデータを活用したコンテンツ制作など、「面のマーケティング」手段も大きく広がっています。複雑で難易度が高い取り組みを行うために大切なのは、より広い視野でアフラックのビジネス全体と各部門の想いや役割業務を知り、提供できる価値やお客様が置かれている状況を理解すること。デジタル施策だけで何かをやろうとするのではなく、デジタルとリアルを柔軟に横断して、お客様に価値を感じていただける体験を創造する発想です。
誰もがコアバリューを大切にしている
広告業界にいた私が、「アフラックで新しいキャリアに挑戦したい」と思ったのは、仕事を通じてアフラック社員のマーケティングに真摯に向き合う姿に触れたことがきっかけです。広告効果を追求するだけでなく、「良いメッセージだけど、アフラックが本当に伝えたい想いから少しずれてしまうね」など、誰もがその広告がお客様にどう受け止められるか、アフラックが広告を通じて伝えたい想いや提供したい価値を真剣に考えていました。当社では、創業の想いをはじめ、「『生きる』を創る。」というブランドプロミスなどに表されるコアバリューが明文化されています。企業の価値観がしっかりと社員の日常の判断軸として生きていることを知り、アフラックで仕事がしたいと思ったのです。
お客様起点のアジャイル型プロジェクト
デジタル接点を通じたお客様体験価値の向上を図るため、昨年よりアジャイル型のプロジェクトにも取り組んでいます。変化の激しい環境の中、お客様の曖昧で変化するニーズを満たすべく、社内システムやWEBデザイン、営業推進等、専門的な知識や経験を持ったメンバーが集まり、より短期間のサイクルで最小単位のアウトプットを生み出し継続改善していく体制作りを行っています。技術の進歩や体制の強化で「手段」が大きく広がったため、より強固な目的意識を持つことが求められています。「何のためにやるのか」「お客様にとって本当に価値を提供しているか」「成果をどのように評価するのか」「アフラックのイメージに合った親しみやすさや温かみのあるコンテンツか」などの軸で議論を重ね、企画の早い段階から多くの関係者を巻き込み、柔軟かつスピーディーに複数の施策を同時に進行しています。
デジタルマーケティングでは
前例のない課題に連続的に直面。
前例のない課題に連続的に直面。
保険ビジネスを取り巻く環境の変化は激しく、時代のニーズに応じて商品も大きく進化します。デジタルマーケティングを取り巻く環境変化も激しく、次々と現れる新しいソリューションの中から、目的に合わせた最適な選択をする必要があります。前例のない新しい試みが多く、企画段階から一つひとつ自分たちでルールを整備していく難しさもあります。さまざまな企画が同時並行で動く中、「SNSやチャットでの保険の募集行為におけるコミュニケーションリスクは?」「A3サイズの商品パンフレットをスマートフォンでどのように表示させるべき?」「新しいツールの部門横断の利用ルールはどうする?」など、課題は次々に浮上します。関係部門のメンバーとの対話から迅速に新しい判断軸や自主ルールを整備していかなければならないのです。法律や規制の動きにも注意を払い、最適な運用方法を模索しています。
一貫性のあるメッセージを届けたい
アフラックでは、一つのコンテンツの企画段階で生活者調査を実施し、調査結果を踏まえた上で具体的なコンテンツを形にし、メッセージをつくっています。さらにそのメッセージは、社内各部門からも意見を集約し完成度を高めます。マーケティング部門とはまた別の視点でお客様の気持ちや業務特有のリスクと向き合い、現場の感覚を肌で知ることで、より効果的なメッセージの策定が可能になります。この意味からも、社内各部門における役割に精通することは重要です。デジタルマーケティングにおける接点は、例えば加入検討時にホームページで保険料の見積もりをする等、お客様目線だとアフラックとの関わりの1シーンにしかすぎません。自分が向き合う業務だけでなく、顧客体験としてどのような過程、状況なのかを理解した上で設計していくことが大切です。そして、どんなに高度で最新のデジタル技術を用いた取り組みであっても、お客様が触れるのはアフラックが発信するメッセージです。手段は進化し続けますが、お客様へのメッセージに一貫性を持たせていくことも一つの大きなミッションです。その結果、一人ひとりのお客様の体験価値を向上させていけると考えています。
長谷川 桂紬のある一日
8:30
出社、メールチェック
9:00
前日のWEBアクセス数などの数値をチェック。協力会社が制作中のコンテンツの内容について、お客様に伝えるメッセージの優先順位に誤りがないかを確認
9:30
デジタルマーケティング施策の段取りの確認。動いている案件について、本日すべきことをノートに全部書き出している
10:00
新しい広告クリエイティブのチェック。前回修正を依頼した個所が正しく修正されているかを確認し、プラスアルファで修正すべき点がないかチームで話し合う
11:00
オフィシャルホームページの開発で連携するIT・デジタル部門とオンラインでミーティング。来月リリースするコンテンツについてすりあわせる
12:00
昼食
13:00
法務部主催の勉強会「デジタルマーケティングにおける個人情報の取り扱いについて」に参加
14:00
アジャイル型プロジェクトの定例会議。施策の次ステップについてチームで相談
15:00
業務委託先との定例会議。今月のWEB 広告の効果振り返りと来月に向けた軌道修正について話し合う
16:00
チームのタスク進捗状況を確認し、役割分担の見直しと優先順位のすり合わせを行う
16:30
アジャイル型プロジェクトについて、これまでの活動の報告資料と新しい体制づくりに向けた企画案を作成
17:30
翌日のスケジュールを確認して退社
※所属部署は取材当時のものです
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